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巨星・・・ [その他、雑文]
ブログを休んで早3ヶ月、その間に実は祖母が亡くなりました。母程の喪失感は感じてはいないのでしょうが、やはり自身の人生のルーツとも言える人がこの世から居なくなるのは言い様の無い寂しさを感じずにはいられませんでした。49日も過ぎ、新盆の今近況を・・・。
6/9日に無くなった祖母。母は何度か行き来してて、亡くなる2日前に石巻から帰ってきたばかりでした。9日の夜に訃報を聞いた母は死に目にも会えず気の毒な程に落ち込みながらも、家族3人でその日の夜中に車で帰ったのですっが、その最後は介護に尽力した者達がちょっと離れてた、ほんの一瞬に正に眠る様に亡くなったそうです。世話を掛けた者達を悲しませない様に・・との配慮に様にも思えます。っと言うかそう思いたいです。葬儀の際、故人となった祖母が生前、死んだ時はお別れの挨拶を頼むと何度もお願いされていたので、その約束を果たしてきました。喪主である叔父は母や叔母達同様、祖母との数々の思い出の為に言葉が詰まってました。確かに祖母の人生、歩んで来た苦難を思えば一緒に過ごして来た叔母達・叔父の祖母への思いは僕の想像する以上の事だったのでしょう。様々な苦難の為に死のうっと思った事も有ったと聞きました。そんな時に手を差し伸べてくれた方のお陰で僕等孫世代の現在が有ります。お世話になった方々への祖母の恩返しの数々を知ってます、そんな人だったからこそ他人は祖母に救いの手を差し伸べてくれたのでしょう。死にたいっと思う程の苦しみの中でも頑張ってくれたから・・・今の僕が居ます。先に逝ってしまった大好きな人達と再会してるのかもしれません、祖母があの世で楽しくしてると良いんだけど・・・僕の願いです。
コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状
この本みたいな本こそ、所謂大人の絵本だな(絵本ではないけっど・・ね)。柔らかな、慈愛に満ちた世界観。不条理な現実の中に存在するほんの小さな灯火。真っ暗闇の中で見る眩しい程の希望の光。心ある善人が・・・善意が報われる世であって欲しいっが現実はまったく逆だ。100有る苦難の中に有るか無いかの1つの幸福。だからこそ、その幸福を見たいが為に頑張れるのかも?
風が強く吹いている
まほろ駅前多田便利軒 の著者の出世作。勿論まほろも面白いんだけっどもこちらも格別の面白さ。本嫌いの方が手に取ったらその分厚さにまず心が折れそうだっが読み始めるっとその面白さに逆に一気に読みきってしまうかも?ね。著者はこの本の登場人物達が挑戦する長距離を走るランナーの様だ。そっれも超1流の長距離ランナーっに違いない。物語全体は長編。だっがその骨格は質の高い短編の集合体でもあり高品質の短編の集合体は実は巨大なパズルの1つのピースでもある。
2009-08-14 20:33
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コメント(14)
お盆だから、お婆さんは我が家に帰って来ているでしょう。
みんなに会えて嬉しいと思いますよ。
by たいへー (2009-08-15 07:30)
お久しぶりです。たいへー さん有難う!です。いつも更新拝見してます。賑やかな場が好きな人だったので、新盆って事もあり、沢山の人が集まってるので喜んでる事と思います。
by アートフル ドジャー (2009-08-15 07:40)
我々が今あるのは、ご先祖様が頑張って生きてきてくれたお陰ですね。
感謝の気持ちを再確認させていただきました。
by nyankome (2009-08-15 10:13)
おはようございます。
お久しぶりですね。
大切な人とのお別れは寂しすぎますが
思いは、いつまでも色褪せることなく
心の中で輝き続けてくれますよね。
祖母様は大好きな人達に再会されて喜ばれて
お盆だから帰ってきて皆様の様子に安心して
眼を細められていることと思います。
by kaoru (2009-08-15 10:44)
お辛い出来事でしたね。
ある時は誰かに支えてもらい、ある時は精一杯誰かを支えながらの人生だからこそ、周りの皆様が悼む気持ちを強くお持ちなのですね。
お母様の悲しみもいかばかりかと思いますが、アートさんが支えて差し上げてくださいね。
by けやき (2009-08-15 11:08)
亡くなって間もないのに新盆だったのですね。私は
去年の暮れに父を亡くしてやはり新盆でした。
でも慌しくて、帰省しても何だか、ちゃんと父と向き合えては
いないような気がして反省しています。
by ぱふ (2009-08-15 11:22)
こんばんは。
お祖母さまは本当に多くの人に愛されていた方なのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
新盆もたくさんの人に迎えられて大忙しだったかも知れませんね。
きっとみんなに会えて喜んでいると思います。
by non_0101 (2009-08-15 22:16)
お祖母様のご冥福をお祈り申し上げます。
この記事を拝見させていただき、素晴らしい方だったのだろうなあと想像しています。
by Cecilia (2009-08-16 08:39)
nyankome さん有難う!です。そうですね。実は先祖を人1倍大事にするには少々訳がありまして・・その理由は又の機会に・・・。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 20:57)
kaoruさん有難う!です。霊感の強い従兄弟みたいに何か?見えたりすれっば又違った思いも抱くのかもしれませんが凡人アートはただ大多数の他人さまと同様の一般的なお盆の風習で・・です。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 20:59)
けやき さん有難う!です。母や叔父・叔母の様な失意は感じてはいないのかもしれませんっが、何せ印象が他人1倍強い人でしたので・・。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 21:02)
ぱふ さん有難う!です。お久しぶりです、正直慌しさは同感です。特に最後まで介護に尽力を尽くした叔父・叔母は葬儀の段取り等に忙しくって悲しんでいる時間も無かったかもしれません・・。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 21:05)
non_0101 さん有難う!です。ご無沙汰です、まだ亡くなって日も浅いですっが久しく会ってなかった知人等が多数訪れてもくれましたので賑やかな場が好きだった故人もさぞ喜んでいた事でしょう。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 21:07)
Cecilia さん有難う!です。戦後、高度経済成長期の日本には祖母と同様な苦労をされた女性の方々が多数居た事と思います。亡くなられた方、まだ存命な方が幸せな余生、最後を迎えられている事を願うばかりです。
by アートフル ドジャー (2009-08-16 21:10)